2015/06/12

ベトナム・ダナン&ホイアン旅行記(3) KLIA2からダナンへ出発編

2015年1月23日

クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA)、LCC専用ターミナルに羽田から到着。乗り換えてベトナム中部の街、ダナンに向かいます。

さて、ゲート近くのコーヒーショップで朝食を済ませたあとは
オンラインチェックインしたときにプリントしたチケットをチェックしてもらいます。
ダナン行きの便はAK648 便。出発は9時35分の予定です。

待合室の様子。

時間が来て乗り込んだものの、何か様子がおかしい。窓から外を眺めてみると・・

整備士さんが翼の下を何やら点検しているようです。オイルか燃料を水の出るホースで洗い流しています。故障かなと思って観察していると、機長さんからの機内アナウンスが英語で流れてきました。英語ヒアリング能力に乏しい自分ですが、じっと耳を凝らして聞いてみると「トラブル・・・ウイング・・・・チェンジ」最後に「ベリー・ベリー・ソーリー」 だって。

意訳してみると、翼の故障で飛行機取り替えるから一旦降りてください。誠に申し訳ありません。 ということでしょうか。

機内はほぼ満席でしたが、隣のマレーシア人らしき中年男性と顔を見合わせ、「まあ、しょうがないね」という感じです。みんな文句もいわず淡々と降りていきます。ダナンは一泊だけの予定だから、早く付きたいのにー。
1か月ほど前に同じグループのインドネシア・エアアジア機が墜落事故を起こしているので、ちょっと怖いです。なにはともあれ、安全第一。

待合室に戻って乗るはずたった飛行機を眺めます。エアアジアへ納入したA320型機の100機目の記念塗装機で、なんとドラゴンのイラストが描かれています。これ、機内販売のモデルプレーンになっていて、以前購入したものが自宅に飾ってあります。

ゲートが変更になり、隣の待合室に移動。機長さんも待機しています。
結局スタッフの方に尋ねると一時間くらい遅れるとのこと。

若い日本人のご家族連れが居たので少し話をしました。マレーシア駐在で今回は奥さんと小学生の娘さんと3人でダナンのリゾートに行くとのこと。休みの日はひとりで近隣諸国を旅してまわっているそうです。うらやましい。

自分も同じくらいの小学生の娘がいるけど、今回は一人旅で・・という話をすると、そんな人が自分以外にもいるんですねーと。まったく同感。そして心強い。

さて、ようやく出発の準備ができたようです。代替の飛行機に乗り出発です。
ブリッジの下を航空機が通り過ぎていく珍しい光景。

さすがエアアジアの本拠地だけあって、わずかな待ち時間で代替機が用意できたんですね。

2011年にエアアジアジャパンが就航したとき、福岡‐成田便が機材故障で欠航になったことがありました。(公式なアナウンスは天候不良でしたが、他社便は飛んでいた)こういう時LCCは弱いなと思いましたが、さすがに本拠地ではなんとかなるようです。

行政機能を集めた街、プトラジャヤ、の上空を通過。綺麗に整備されている印象です。

事前予約していた機内食 ロティ・チャナイ。ナンのような薄いパンにカレーをつけて食べます。遅れてしまったおかげて、ちょうどよい昼食になりました。

ちょっと物足りなかったので、バターケーキと紅茶を追加。

窓に目をやると、山岳地帯を飛んでいます。小さな村や道路が見えて、どんな人たちが生活しているんだろう・・と思いをはせてしまいます。

高度をグングン下げ、ベトナムの台地が見えてきました。ヤシのプランテーションが目立つマレーシアから、水田の目立つベトナムにやってきました。

無事ダナン国際空港に到着。このかまぼこ上の屋根はベトナム戦争時に使っていた戦闘機の格納庫でしょうか?

隣にベトナム航空機が駐機してます。鼻先が黒く、さらに先端が白っぽい。ちょっとボロくないですか?

飛行機を降り、出国審査を受け、いよいよベトナム入国です。

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