香港歴史博物館を2時間ほどかけて見学したあと、MTRチムシャツイ駅から地下鉄で上環(ションワン)に移動しました。
この駅から、マカオのフェリーターミナルは屋内で直結しているので、今日のような暑い日も便利です。
フェリーターミナルは、ショッピングモール併設なので、ケンタッキーやスタバなんかもありますが、今日は地元香港の食事がしたい。
選んだのがこの店です。「蘭芳園 LAN FONG YUEN」本店が隣の駅の中環(セントラル)にあるのですが、その支店がここあります。本店はレトロ風というより、昔からそこにある、といった感じの地元の雰囲気満載の店らしいですが、ここはその雰囲気をよく再現しているようです。
漢字の看板や、吊るした丸ごとの鶏肉が良い雰囲気です。自分の好きな香港そのもの。
昼食時でもあり、人気店らしく、店内は大変込み合っています。
ここでメニューを見て、忙しそうな女性の店員さんに麺とコーヒーのセットを頼みました。
メニューを指さして注文したし、しっかり「コーヒー」と伝えたので、通じたと思って待っていると、
目の前にドン、と置かれたのは缶のコーラ。
??喉は乾いているけど、この店に来てまでコーラは飲みたくない。
麺が運ばれた時に取り替えてもらおうと待っていたが、一向にこない。
隣の客は自分より後に来て、もう食事を終えてしまっている・・・
別な店員さんを捕まえて、身振り手振りで説明をすると、どうもオーダーが通っていなかった様子。
「コーヒー」を伝えると、「カーフィー?」と聞き返される始末。
そうでした。よく自分が海外でやるミスで、コーヒーを頼むと、コーラが出てくるというミスをまたやってしまいました。 最初の「コー」の発音が強すぎて、コーラと聞き取れてしまうらしい。
コーラは手を付けていなかったので、戻してくれました。そしてオーダーしなおして5分くらいですぐに麺が運ばれてきました。もっと早く声を掛ければよかった・・
うまそう!麺はあえてのインスタント麺。昨日の夕食ですっかり気に入ってしまいました。
焼いたチキンと、ゆでた野菜、ホワイトソースがかけられ、エビの卵がまぶしてあります。
最初ホワイトソース??と組み合わせに疑問だったのですが、違和感なくインスタント麺に会います。ホワイトソースのおかげかコーヒーとの組み合わせも悪くない。
なんだか滅茶苦茶な料理のようにも思えますが、全体として調和がとれているという。
最初は少し手間取ったけど、まあ満足のいく食事が出来ました。
さあ、マカオに向かおう。マカオまでのフェリーチケットは週末料金で177香港ドル。現在のレートだと約2800円と決して安価ではありません。往復だと5000円くらい。
カジノで勝てば、これくらい回収できるか??
イミグレーションがちゃんとあって、パスポートを係員に渡して手続きをします。
ゆったりとした(LCCと比べて!)シートで約1時間。機内販売もあるようですが、以前に比べてあまり積極的にオーダーは取らなくなったような。
ズームで窓を取ってみましたが、水しぶきで汚れて良く見えず。
17時前に、マカオフェリーターミナルに到着。週末らしく人手が多い。皆カジノで一勝負?でしょうかね。
続きます。
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