2015年6月28日 夕方16時頃マカオに到着。世界遺産の街を散策してみました。
マカオフェリーターミナルのイミグレーションに掲示されている、澳門特別行政区のマーク。
入境手続きを済ませ、フェリーターミナル中央のホールへ。
SIMカードの自販機がありましたが、滞在は1日の予定なので、購入せず。香港からフェリーで1時間の距離ですが、通信会社が異なるので香港のSIMはそのままでは使えません。
地下道くぐって、反対側のバス待合所へ。ここから各カジノホテルに向かう無料バスが発着しているので、とりあえず観光名所のセナド広場に近い、グランドリスボアホテルのバスに乗りました。
目指す目的地がカジノホテルの側だったら、無料バスに乗ってしまうのがお勧めです。
初めてマカオを訪れたのは10年以上前、ポルトガルから返還された直後の事でしたが、その頃まだグランドリスボアはなくて、このリスボアホテルが妖しい光を放っていた(ような気がした)のでした。
その頃、まだ中国人の観光は自由化されていなくて、聞こえる会話は広東語か英語がほとんど。建物も古いままの物が多く、今よりも影が濃いというか、暗い雰囲気が漂っていたと思います。
今はこんなビルがでーんとそびえ立ち、夜になるとギラギラしています。非常に悪趣味ですが、これも今のマカオらしい。
観光用の人力車。すごく吹っかけてきそうなので、試したことはありません。
この写真を撮った後、正面のおじさんに、「しっしっ」と手を振られてしまいました。
歩いて、セナド広場に向かいます。新しめのマンションの手前に、年期の入った古い建物が。
セドナ広場に着きました。ここは建物も塗り替えられて綺麗に整備されています。観光客が盛んに記念写真を撮っていますが、世界遺産に指定される前は、ここも車が乗り入れられ、適当に路駐されるような場所だったとか。
今は綺麗に整備されすぎていて、あまり歴史を感じることができません。整備される前の適当な状態の街が見たかったな。
さらに、人の流れをたどって奥まで行くと・・・
ここも人、多すぎ。セントポール主天堂後の右手側に、モンテの砦という見晴らしのよい場所があり、中国側の珠海の街を臨むことが出来ます。かつては中国に入るにはビザが必要だったので気軽には移動できず、「あちら側では中国の人はどんな暮らしをしてるんだろう」なんて思いを馳せていましたが、今では日本人はノービザでいつでも中国に入れるようになったので、そんな感慨もなくなってしまいました。
モンテの砦には行かず、路地裏散策します。
喉が渇いた&小腹がすいたのでちょっと休憩。牛乳プリンの店を見つけました。
鴛鴦茶は香港では数十年の歴史のある飲み物だそうですが、誰が最初に店で出すことを考えたんだろう。試しにやってみて、意外とイケル?となったんでしょうか。スーパーでは溶かして飲む粉末タイプなども売っていて、本当にポピュラーな飲み物です。
牛乳プリンは、あっさりとしていて優しい味です。ふるふるしていて、すぐに崩れてしまいます。
少し元気が出たところで、散策を再開します。
二階部分が渡り廊下でつながっている、不思議な路地。
昔は売春宿が並ぶ通りだったらしいです。
ただ、「葡京娯楽場」の文字のフォントが・・ファンシー過ぎませんかね?ここだけ絵にならないというか・・
このあと、リスボアのカジノでしばらく勝負しましたが、写真撮影禁止のため、写真はありません・・
難しいルールを覚える必要のない、「大小」(Big or Small)専門ですが、リスボアのカジノは雰囲気があって良いのですよ。
最近できたカジノはラスベガスの流れを汲んで、広くてキラキラしていますが、ギャンブルをしているという暗さとか重さが感じられなくて・・(そもそも、そんな風に感じる必要もないのかもしれませんが)
マカオに来ると昔との比較ばかりしてしまいますが、初めての時の印象が強すぎるんでしょうね。
昔の面影を求めて彷徨うのはこれまでにして、明日は現在のマカオを楽しみたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿